スマートフードチェーンアキーテクチャ構築と農産物の輸出拡大に向けた共同物流の実証事業(SIP事業)
目的;多温度帯コンテナにより輸送した農産物の品質調査や現地試験販売を行い農産物の市場価値を調査することにより、生産から流通・消費までのデータ連携により最適化を可能とするスマートフードチェーンの構築を目的としています。
農産物のグローバルコールドチェーン網を実現させる高鮮度保持システムの研究開発
目的;農業の成長産業化及び農業所得の向上の一端を担う日本産農産物の輸出促進と海外市場における国際競争力強化に向け、相手国ニーズにマッチする農産物を高品質な状態で相手国まで輸送できるシステムの構築。
国別輸出規制への対応
台湾 Taiwan
ポジティブリスト制度への対応
「博多あまおう」では、JA粕屋いちご部会とともにいち早くポジティブリスト制度に即した生産に取り組んでいる。
ポジティブリスト制度への対応
「福岡みかん」では、JAふくおか八女・JAみなみ筑後とともにポジティブリスト制度に即した生産に取り組んでいる。
検疫・輸出関係書類への対応
青果物には植物検疫、畜産物には動物検疫の合格証、加工食品には原産地証明書や中国語ラベルが必要である。
アメリカ USA
園地登録・モニタリング調査
みかん・柿の輸出には、生産園地の登録や特定害虫のモニタリング調査が必要。
表面殺菌処理
みかんには、日米二国間合意により輸出前の表面殺菌処理(ジア処理)や植物検疫が必要。
フジコナカイガイガラムシ等を除去
柿のフジコナカイガラムシを始めとする病害虫の付着を防ぐため、1個1個確認。
タイ Thailand
園地等の表示
ぶどう・いちごでは、生産園地や集出荷施設登録等の情報を輸出時にラベル表示
集出荷施設を登録
タイ向けぶどうやいちごの集出荷施設として登録
(JAみなみ筑後、JA福岡大城、他)